一般の薬は副作用が心配!漢方ってどう?

生理前症候群の薬が気になるけど、副作用が心配・・

ピルや薬でPMSのツラさから解放されたい!とは誰しもが思うものです。と同時に「副作用がキツイ」という話を聞くと、躊躇してしまいますよね。

副作用が怖くて二の足を踏んでいるあなた、漢方薬を試してみては?

漢方薬はご存知の通り、自然のものが原料になっています。副作用もほとんどありません。匂いや味に抵抗がある、という人もいるかもしれませんが、効き目が穏やかで、特にナチュラル志向の方にはおすすめ。

西洋医学と東洋医学の違い

例えば風邪で熱が出た時、西洋医学では熱を下げるなど症状を抑える治療を行いますよね。一方東洋医学ではその人の体質や状態を見ることから始まります。

人間にはそもそも自然治癒力が備わっています。熱が出たり炎症を起こすのも、体が外敵と戦っている証拠。こういった症状を薬で抑えると逆に完治に時間がかかったり、再発を繰り返す・・といったことも。

薬そのものは即効性があるのですが、根本的な改善という点では西洋医学にはまだまだ課題が残されています。

漢方薬は普通の薬に比べ確かに効き目が遅く感じられるかもしれません。

それは、漢方薬そのものが表面的な治療ではなく、根本的な原因にアプローチしているため。症状そのものだけでなく、患者さんの体質や状態にも診るのが東洋医学。

そのため、即効性は感じられないのが漢方薬の特徴といえます。

漢方薬の歴史は2000年以上前にさかのぼります。症状を抑えるのではなく、自然とのバランスを大切にしているので効き目も穏やか。体への負担も軽いため安心して摂り入れられるのではないでしょうか。

また、効き目には個人差がある上、体質や症状によって処方される薬や効果の出方がそれぞれ違います。

どれぐらいで効き目がでてくる?

早くて1~2週間飲み続けて効果が出てくるケースもありますが、1ヶ月は様子を見たほうがよいようです。1、2ヶ月以上たって「効いていない」「合わない」と感じたら専門医に相談してみましょう。

漢方薬は、むくみやだるさなど「これってわざわざお医者さんにかかるほどでもないかも・・」という、マイナートラブルや不調にも対応しています。自分の体をベストな状態に持って行けるようにあらゆる部分に働きかけるのが漢方薬なんですね。

ただ、メンタル系の症状のほうがひどい場合は、神経系のお薬と併用ということも可能です。

自分の体や専門医と相談しながら自分に合った漢方薬を探していければいいですね。

最近では婦人科系の漢方薬もドラッグストアで買えるようになりました。気になる人は試してみてはいかがでしょうか?

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