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おかしな行動&現象はPMSが原因
全てが無意味に見えてくる・・
ポテトチップス一袋たいらげ周りがドン引き・・
生理前は普段と違う行動に走ってしまい、自分でもとまどってしまいます。
そんな説明のつかない行動、生理が来て「あ~PMSだったんだ・・」と納得することって、誰でも一度はあるハズ。
そんな生理前のあるあるを集めてみました。あなたはいくつ当てはまりますか?
ポテトチップス一気食い&アイスクリームバケツ食い
急に辛いものがほしくなったり、異様に甘いものがおいしく感じられたり・・そんなことって、生理前になるとありますよね。
一袋一気食いとか、アイスクリームバケツ食いとか平気な自分が怖くなります。どうしてこうなってしまうんでしょうか。
女性の体は生理周期にそって2つの女性ホルモンが増えたり減ったりしています。
排卵が終わり次の生理まではプロゲステロン(黄体ホルモン)が増えます。このプロゲステロンの影響で味覚が一時的に変化する、と言われています。
また、ストレスにも敏感な時期なので、その反動で食欲に走ってしまうのもひとつの要因でしょう。
あまり塩分の高いものはむくみを悪化させますし、白砂糖が大量に含まれているスイーツは体を冷やすので、PMSの症状を悪化させることにつながります。
食べ過ぎには注意しましょうね。
もっと詳しく↓↓
辛いものが止まらない!生理前の異常な味覚の理由とは
夜は眠れないのに昼間は猛烈に眠い
不眠もPMSの代表的な症状の一つですよね。
人間の体は体温が低いと快適に眠れるんですが、生理前はちょうど高温期で体温が高く、そのため眠りも浅くなり夜中に何度も目が覚めてしまうことも。
朝起きても何だか寝足りないような気もします。そして、夜十分眠れなかった反動が昼間に出て、日中睡魔に悩まされてしまいます。
体温が上がり眠れなくなるのは、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)が減ることが原因。これと同じ症状が更年期障害にもあります。
更年期になるとエストロゲンが減り、ホットフラッシュというのぼせや発汗の症状で夜眠れなくなったりします。
更年期障害は長期に渡りますが、PMSは生理が始まったら改善するもの。夜の快眠のためにできることをぜひ試してみてください。
- 朝の光を浴びるようにする。
- ウォーキングなどの運動する。
- カフェインを控える。
- 夜はスマホやパソコンを長時間見ないようにする。
- 寝る前に軽いストレッチやエクササイズをする。
もっと詳しく⇒生理前はやたら眠い!眠り姫の魔法をとくにはどうする?
うつ病のように何もかもが無意味に思えてくる
いつもはポジティブ思考でやる気に満ち溢れているあなた。でもある日突然「生きてたって仕方ない・・」と思える時ってないですか?
うつ病とPMSの症状は非常に似ていて、間違えやすいんです。決定的な違いは「生理が始まると症状がなくなる」という点。
生理前は女性ホルモンのエストロゲンが減ります。エストロゲンが減ると脳内物質のセロトニンも減少。セロトニンは別名幸せホルモンと呼ばれ、精神安定作用があります。
セロトニンが不足すると何でもないことで落ち込んだり、悲観的になりやすいんです。うつ病もこのセロトニンが不足して生じると考えられています。
「うつっぽいな」と思ったらセロトニンの材料であるトリプトファンを含む食品を食べましょう。
また、セロトニンは太陽の光でも生成されるので、日中はなるべく日の光を浴びるのもいいですよ。
もっと詳しく⇒ うつ病と思ったらPMSだった・・その見極めのポイント
生理前になると膣カンジダがひどくなる
人には言えないデリケートゾーンの痒み・・膣カンジダは本当にツラい病気ですよね。
生理前になるとこの膣カンジダを発症したり、悪化する、という人が少なくありません。
生理前は女性ホルモン プロゲステロンが増えるのですが、プロゲステロンが増えると膣内はこのカンジダ菌が増えやすい状態になります。
膣カンジダはストレスや睡眠不足で体の抵抗力が落ちた時にかかりやすいと言われています。
生理が始まると治るのが一般的ですが、膣カンジダは再発しやすいので、早めに専門医に相談するようにしたいもの。
内診は抵抗があるかもしれませんが、洗浄と薬ですぐに治るものなので、勇気を出して行ってみましょう。
また普段からストレスをためず、十分な睡眠をとって免疫力を上げておくのも、膣カンジダにかかりにくくなる予防策です。
砂糖の摂りすぎ、抗生物質やピルも膣カンジダを生じさせる原因のひとつなので注意が必要ですね。
まとめ
いかがでしたか?説明のつかない様々な行為や現象は全てPMSのしわざなので心配ありませんよ。
「あと○日で終わる!」と前向きにとらえましょう。自分のサイクルを把握しておくと不安も解消できますよ。