市販の薬でPMS対策できる?

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labo15

ワラをもすがりたい・・そんな時に使いたい薬って?

PMS(月経前症候群)だからと言っても、しんどいのはほんの数日のこと。

それだけに婦人科はもちろん、心療内科や精神科には行きたくない。

そんなふうに考える女性は多いものです。

ではそんな時、市販の薬を使うことで、苦しい時を乗り切ることはできないでしょうか?

1. 鎮痛薬でイライラが治る?

PMSとはいえ、頭痛、腰痛、下腹部痛などであれば、市販の鎮痛薬が効くのは当然のことですが、実はそれを超えて、イライラや憂うつといった精神的症状の緩和のためにも、同じ鎮痛薬を飲んでいる人が結構います。

もちろんイライラなどの症状が消えるわけではありませんが、それなりの効果はあるようです。

ただし、痛みがある場合とは飲み方が異なり、そろそろ症状が出そうだなという時期に来たら、症状のあるなしにかからず、まずは飲み始めます。

服用の期間は月経までです。

なお、妊娠の可能性がある場合にはむろん飲めませんし、他の薬を飲んでいる場合には、必ずお医者さんや薬剤師に相談することが大切です。

2. PMS治療薬「プレフェミン」

低用量ピルや抗うつ薬などが使われていたとは言え、従来までは「PMS治療薬」というものが日本にはありませんでした。

そんな中、2014年の9月に市販が開始されたのが「プレフェミン」です。

メインとなる有効成分は、西洋ハーブのチェストベリー乾燥エキス。

服用量は1日1錠で、3ヶ月ほど続けることで、約90%の女性に症状改善の効果が認められたとのことです。

あくまでも症状の緩和が目的の薬ですので、ホルモンバランスの崩れなどを根本的に治療するためのものではありませんが、とりあえず月経前の不快な気分や痛みをなんとかしたいという方には最適です。

プレフェミンは薬剤師さんのいる薬局やドラッグストアで

ただし、ネット購入は不可。薬局やドラッグストアでの購入となります。