生理前のイライラや体の不調、何とかしたい!と思いつつ毎月やり過ごしている人は多いのではないでしょうか。
病院へ行く時間がない。婦人科はちょっと敷居が高い、と二の足を踏んでいる人もいるのでは?
そんな人のために登場したといっても過言ではないのが、ゼリア製薬から販売されているプレフェミン。日本初で今の所唯一のPMS専用治療薬なんです。
プレフェミンが気になっている人のために、成分や効果、気になる副作用について徹底分析しちゃいます!
日本唯一のPMS治療薬、プレフェミンってどんなお薬?
今まではPMSの薬というものがなく、生理前のつらい時期は痛み止めなどで乗り切っていた、という人も多いのでは?
そんなツライPMSの症状に悩まされていた人たちのために、PMS専用薬であるプレフェミンが登場したのも記憶に新しいですよね。
プレフェミンはスイスやオーストリアなど海外では一般的なPMS専用の薬です。
プレフェミン(ゼリア製薬)
イライラや頭痛、乳房のハリなど、PMSが原因の不快症状に効きます。
有効成分チェストベリー(乾燥エキス)を1粒あたりに40mg配合。
※チェストベリー抽出物として20mg
30錠/1800円(税抜)
チェストベリー乾燥エキス 40mg,無水ケイ酸,ヒプロメロース,乳糖水和物,マクロゴール,ステアリン酸マグネシウム,結晶セルロース,プロピレングリコール及び酸化チタン
※チェストベリー乾燥エキス 40mgはチェストベリー180mgに相当
※主成分はチェストベリーで他の成分は添加物
プレフェミンの主成分はチェストベリーというハーブです。地中海沿岸に生息するチェストツリーの実がチェストベリー。古くからヨーロッパでは薬草として扱われていました。
その歴史はとても古く、B.C.400年頃ヒポクラテスの時代までさかのぼります。ギリシャ神話に登場する結婚や母性の象徴である女神ヘラが、チェストベリーの木の元で生まれたというほど女性との関わりが深い植物なんです。
ところでPMSの症状が出るのは、体の中でプロゲステロン(黄体ホルモン)が優位になっている時期。チェストベリーにはこのプロゲステロンの分泌を正常にする働きがあります。PMSはもちろん、プロゲステロンの分泌異常による無月経や月経異常などにも効果があるハーブなんです。
プレフェミンの効能&効果
プレフェミンは月経前の下記の諸症状(月経前症候群)の緩和に効果があります
乳房のはり,頭痛,イライラ,怒りっぽい,気分変調etc.,
気になる副作用は?
- 月経不順
- 湿疹・皮ふのかゆみ
プレフェミンは女性ホルモンに作用するため、生理が止る、周期が変わる、などの月経に何らかの変化が生じる場合があります。
また、薬の成分に対してアレルギーの症状が出るケースもあります。チェストベリーはシソ科の植物のため、シソアレルギーがある方は要注意です。
X授乳中の人
X18歳未満の人
Xプレフェミン及びチェストベリーにアレルギーのある人
△ピルを服用中の人→ピルの効果に支障が出る可能性があります。
△抗うつ剤を服用中の人→成分の過剰摂取になる可能性があります。
プレフェミンは要指導医薬品なのでネットでの購入やまとめ買いはできません。薬剤師さんがいるドラッグストアや薬局で、その都度購入します。購入する際はPMSの症状についての質問に答えなければいけません。
・下記のような症状がありますか?
身体的症状:乳房のはり、頭痛
精神的症状:イライラ、怒りっぽい、気分変調
・上記の症状は月経開始前に始まり、月経開始とともになくなりますか(直近数ヵ月)?
さらに詳しく知りたい方はゼリア製薬のサイトからチェックリストをダウンロードできます。
最初にプレフェミンを買う時にカードを作ってもらえるので、2回目からはカードを提示するだけです。
また、プレフェミンは、1日1錠を毎日飲み続けます。30錠あるので生理開始と同じタイミングで飲むと、月経周期と合わさり効果も確認しやすいそうです。
プレフェミンの臨床実験によると、1月経周期で64.2%の人が効果を実感し、その後は2周期で80.6%、3周期で91%と、続けることによって改善される確率が高くなるようです。
とりあえずは3周期は続けてみたほうがよさそうですね。
実際に飲んでみてどう?プレフェミンの口コミ
話題のプレフェミン、実際に飲んだ人はどうなんでしょうか?プレフェミンの口コミを紹介します。
「効いた!」
「PMSは3ヶ月目くらいからなくなりましたよ。月経周期も安定しています」
「PMSに悩まされていましたが、効きましたよ。ただ毎月2千円は痛いかな~。女って損ですよね」
「イマイチ・・」
「頭痛も減ったし、胸の張りもなくなりました。ピルを飲んでいた頃よりは少し肌荒れするけど、思っていたよりも酷くないです。ただ、イライラと情緒不安定、精神面にはあまり効果が無いような気がします」
「プレフェミン飲んでイライラや乳房の張りは改善しました。でも今まできっちりきていた生理が3週間も遅れて何だかこわくなり飲むのやめました」
効いた、という人は2~3ヶ月目から効果を感じ始めた、という声が多いようです。すぐに効果が出なくても根気よく飲み続けたほうがいいようですね。
やっぱり薬だから効くの?サプリメントとどう違うの?
プレフェミンも気になるけど、サプリメントも気になる。医薬品とサプリメントの違いって何なんでしょうか?
- 患者を対象とした臨床試験が行われているか。
- 効能&効果が認められているか。
- 一定した品質が守られているか。
- 医師や薬剤師による安全な使用環境が整っているか。
医薬品とサプリメントの決定的な違いは治療や予防ができるかどうか、です。
サプリメントはあくまでも栄養補助食品で、足りない栄養素を補う食品という分類。食べ物なので副作用の心配もいらず気軽に取り入れられますが悩みを解消する、という目的では使えません。
また、飲んでから副作用などがあれば医師や薬剤師さんに相談できますが、サプリメントは自己リスクになります。
- 治療薬なので効果が期待できる
- 1回1800円と比較的リーズナブル
- 薬なので品質に安心感や信頼感がある
- 毎回薬剤師から購入する必要がある
- 副作用の心配がある
- ピルや抗うつ剤、チェストベリーのサプリなど併用薬の制限がある
やはりプレフェミンは薬なので長期の服用に関しては薬剤師さんや医師に要相談になります。ちなみにプレフェミンをやめた後も症状の改善はあるそうなので、やめたからといって一概に再発するとは限らないようです。
プレフェミン同様チェストベリーが主成分のPMS用サプリメントにルナベリーがあります。ルナベリーはサプリメントなので気軽に試したい人や、忙しくて薬局へ行けない人におススメ。
ルナベリーのチェストベリーも高配合です。チェストベリーの他にもPMSに嬉しい成分が贅沢に配合されています。
月見草オイルやピクノジェールなどの天然ハーブや、大豆イソフラボンやビタミンB群などが含まれ、女性のカラダをサポートする力強いサプリなんです。
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まとめ
プレフェミンを利用する際は、副作用を理解した上で約束事項を守って、根気よく続けることが大切です。
また、PMSには生活習慣も大いに関係しているので、もし薬で治ったとしても生活習慣がそのままだったら再発する可能性は大です。
薬が効いた、という人は運動や食事など自分でも何らかの改善策を一緒にしていた、という人も多いです。
薬に頼り切ってしまうのではなく、色々な面から対策をするのが解消への近道ですよ!