婦人科？精神科？PMSはどこで見てもらえるの？
一口にPMS（月経前症候群）と言っても、その症状は身体的なものから精神的なものまで様々です。
それだけに、いざお医者さんに診てもらおうと思っても、婦人科に行けばいいのか、それとも精神科に行けばいいのか、迷ってしまう人も多いようです。
では実際のところ、PMSは何科の担当なのでしょうか？
PMSの症状は、人それぞれで出方が結構違います。
頭痛や下腹部痛などはないけれど、やたらに眠くなるという人がいると思えば、月経前になると細かいことが何かと気になって、すぐに家族や同僚に当たり散らすという人もいます。
その点、カラダの痛みや手足のむくみなどは、婦人科や女性クリニックに行けばいいし、イライラや抑うつ症状がメインなのであれば、いわゆる「心の治療」を行う心療内科や精神科がベスト。そんな風にも思えますね。
ただし結論として言えば、PMSの治療は、まずは婦人科の門をたたくのが第一歩です。
ポイント：PMSの原因は女性ホルモン、だからまずは婦人科へ
PMSの正確な原因自体は、残念ながらまだ解明されてはいませんが、基本的には女性ホルモンのバランスに問題があることで引き起こされると考えられています。
それだけに最初は、婦人科でカラダの方から診てもらい、必要に応じて心療内科や精神科を紹介してもらう。
手順としては、それが一番自然です。
婦人科できちんと診てもらったら、PMSではなく、実は別の病気が隠れていた……なんていうことも結構あるものです。
その意味でも、PMSかなと思ったら、精神的な症状のあるなしにかかわらず、まずは婦人科に行かれることをオススメします。
まとめ：精神科や心療内科は行く時も、まずは婦人科をチェックしてみて原因を調べましょう。