基礎体温をはかるとわかってくるこんなこと

PMSダイアリーと同様、女性ならば必ず実践して欲しいものの一つに、基礎体温のチェックがあります。

、基礎体温を知ると、普段はわからない自分のカラダのことがわかりますよ。

基礎体温チェックの前に知っておきたい基礎知識やメリットについて、改めて確認しておきたいと思います。

1. 低温期と高温期

月経のメカニズムを説明する際に述べたように、月経の周期は、大きく「月経~排卵前」「排卵~月経直前」の2つの時期に分けられます。

そして、前者の時期に活躍する女性ホルモンが「エストロゲン」で、後者の時期に大量に分泌されるのが「プロゲステロン」でした。

女性の場合、この月経の周期に合わせて、基礎体温が変化します。

具体的に言えば、エストロゲンが活躍する時期は低温期で、プロゲステロンの大量分泌時は高温期になります。

言い換えれば、低温期から高温期への変化は、排卵があったことの証拠。

PMSに注意すべき時期が始まったことを意味します。

もちろん、PMSダイアリーを付けるだけでも、月経などの時期を予測することは可能です。

ただ、より正確に知るためには基礎体温のチェックが有効というわけです。

2. 基礎体温の測り方

基礎体温とは、活動していない時の体温をいいます。

そのため、基礎体温のチェックには「5時間以上の睡眠」が必要ですが、それさえ守れば、朝であれ夜であれ、いつ測っても構いませんし、毎日同じ時刻に測る必要もありません。

就寝前に「婦人体温計」を枕元に用意しておいて、眼が覚めたら布団から出る前、寝たままの状態で測ります(舌の裏で)。

誤差が生じないよう、いつも同じ体温計を使うようにしてください。

後編に続きます)

 

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする


※メールアドレスは公開されません。