PMSダイアリーをつけることで得られるメリットって?
PMSに適切に対処するためには、まずは自分のカラダや心の状態をきちんと把握しておくことが大切です。
そのためにオススメしたいの「PMSダイアリー」です。
ダイアリーとはいっても、日記を付けるよりずっと簡単ですので、早速実践してみてください。
1. PMSかどうかを判断するために
特別な検査はない、PMSの診断基準
月経前のツライ症状がはたしてPMSによるものかどうかは、何か検査をすれば分かるというものではありません。
要は、症状の現れる時期が月経前の14日間に限られているか、しかもそれが毎月繰り返されるかどうかがポイントです。
そのためにも、PMSダイアリーを付けて、毎月の月経の時期と不快な症状が出た日付をきちんと記入しておくことが大切ですし、実際、婦人科を受診する際にダイアリーを持参すれば、PMSかどうかをより速やかに判断してもらえます(最低3ヶ月分の記録が必要)。
2. スケジュール調整で負担軽減
PMSダイアリーを見れば、症状の出る時期がだいたい分かりますから、それに合わせて勤務シフトを変更してもらったり、あるいは人と会う約束を入れないようにすることで、PMSの時期を上手に乗り切れるようになります。
3. 記号を使って簡単記入
数ヶ月にわたる状態をひと目で確認できるよう、マス目状になったスケジュール表などを使うのがオススメです。
もちろん、エクセルのような表計算ソフトを利用するという手もありますね。
記入方法はいたって簡単です。たとえば、月経のあった日には「×」を、頭痛があった日には「ズ」と書き込むだけで構いません。
ダイアリーとはいっても、いわゆる日記ではありませんので、何も症状のなかった日は無記入となります。
—— まだ付けていない人は、ぜひとも今日から始めてみてください。