生理前になると急にお腹が緩くなる・・
生理前になると決まって下痢になる・・便秘になったり、下痢になったり、私のカラダどうしちゃったの~!?
というあなた。心配しないでくださいね。生理前の便秘も下痢も、女性ホルモンが原因。実際、生理前にこのトラブルに見舞われている女性は多く、月経前症候群(PMS)の症状なんです。
生理前の下痢は女性ホルモンの影響
生理前はプロゲステロンという女性ホルモンの影響が強くなり、カラダが妊娠しやすいよう栄養分や水分をためこもうとします。
そのため、便秘になったり体がむくみやすくなったりするのですが、生理が近くなると、このプロゲステロンが徐々に弱まっていきます。
プロゲステロンの呪縛が解けて、便秘がなくなりお通じがやってくるんですが、生理の出血を促すために登場するのがプロスタグランジン。
これは子宮を収縮させる働きがあるのですが、子宮周辺の胃腸にも影響が及ぶため、お腹が痛くなったり下痢になる・・というわけなんです。
生理前の下痢をストップさせるには
体を冷やさない
生理前の下痢を改善するには、まず体を冷やさないこと。
生理痛がひどい時に、カイロや毛布でお腹を温めたことはありませんか?体が冷えるとお腹がゆるくなるので、まずは冷えをシャットアウト!
また、痛みの元であるプロスタグランジンは体が冷えると影響も強くなります。ストッキングよりソックス、スカートよりパンツをチョイス。特に足元を温めるようにしましょう。
つい生理前になると甘いものに走りがち。でも、砂糖って体を冷やすんです。それに、甘いものの食べ過ぎは情緒不安定になり、PMSのイライラをを悪化させてしまうので、ほどほどにしましょうね。
カフェインや香辛料を控える
コーヒーや紅茶など、ホッとくつろぎたい時につい飲みたくなりますが、カフェインは腸への刺激が強いので下痢を招いてしまいます。辛い料理も同様。好きな人にはツライかもしれませんが、今だけちょっと我慢してみてください。
γ-リノレン酸・EPA・DHAを含んだ食べ物を食べる
γ-リノレン酸はプロスタグランジンを生成し、生理前の下痢に効きます。また、ホルモンバランスを整える役割があるので、PMSの症状に悩む人におススメです。シソ油やエゴマ油に含まれていますよ。
また、サバやアジやイワシなどの青魚に含まれるDHA・EPAも同様です。お昼は塩サバ定食なんていかがですか?
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