生理前のイライラやクヨクヨ・・体がダルおも・・
まるで自分じゃないみたいに、心と身体に不調を感じるPMS。
だからといって安易に薬やピルに頼りたくない!と思いませんか?そんな時に試してほしいのがハーブなんです。
大昔から薬草として西洋に伝わるハーブ。PMSや生理痛など、女性ホルモンのトラブルに適したハーブも豊富です。
ハーブを使ったPMS改善方法を見て行きましょう。
ハーブってPMSに効果あるの?
自然からの贈り物であるハーブは、自然治癒力を高め免疫力をアップ。効き目は穏やかですが、根本的な改善も期待できます。一般薬と比べると副作用も少なく気軽に試せます。
コーヒーや紅茶が大好きで毎日飲んでいる、という人は結構多いですよね。でもカフェインの摂り過ぎは、PMSの症状を悪化させる原因になります。
ノンカフェインのハーブティーなら寝る前でも飲めますし、ハーブティーで心も身体もリラックスすると自律神経やホルモンバランスも整いPMSにも有効です。
ハーブを使った改善方法とは?
weheartit
ハーブの利用法で一番ポピュラーなのはハーブティーですね。
【おいしいハーブティーの入れ方】
1杯分のハーブの量の目安は、ティーカップなら小さじ1~1杯半、マグカップなら小さじ2杯を目安に。
ハーブを入れたカップに沸騰したお湯をそそぎ3分ほど蒸らします。
香りもしっかり吸い込みながらいただきます。
自分のお好みの味に合わせて葉の量や抽出する時間を調節してみてください。
ハーブティーは何種類かをブレンドしたり、紅茶にまぜても風味が変わっておいしいもの。
ストレートでもいいですし、砂糖やハチミツを加えても。ホットやアイスなど色々な飲み方で楽しんでください。
他にも布袋に入れて入浴剤としてお風呂に浮かべたり、食用のものはサラダなど料理に取り入れることもできます。
鎮痛作用や利尿作用など様々な効能をもつハーブ。PMSの各症状に効くハーブをまとめました。
イライラ・抑うつ | セントジョーンズワート キャットニップ カモミール |
冷えからくる肩こり・腰痛 | ローズマリー ジンジャー |
むくみ | ダンデライオン ハイビスカス |
下腹部痛 | ブラックコホシュ オレガノ |
腹部の膨満感 | カモミール セージ |
チェストベリー(チェストツリー)
西洋ではPMSの治療薬の成分として用いられているハーブです。
ホルモンバランスを正常にしてくれる働きがあり、PMSの他生理痛や更年期障害など女性特有の不調に用いられています。
市販のPMS専用薬「プレフェミン」の材料にも使用されています。生理前のイライラや落ち込みなど、メンタル面にも効果があります。
ジャーマンカモミール
カモミールは最もポピュラーなハーブのひとつ。リンゴのような独特の風味が特徴で人気のハーブティーです。
花の部分を用い、お茶にすると見た目にも楽しめるハーブです。
ギリシャでは昔から婦人病に効くハーブとして重宝されてきました。
頭痛や下腹部痛、便秘など幅広く使えるほか、リラックス効果もあるので、生理前のイライラにも効きます。
生理前の乱れがちな自律神経を整える働きもあります。
セントジョーンズワート
セントジョーンズワートは日本では西洋オトギリソウと呼ばれ、黄色い可愛らしい花をつけるハーブです。
味はほんのり甘味があり少し苦く、土っぽい風味があるのでサプリメントとして摂るのが一般的ですが、お茶で飲むなら他のハーブとのブレンドがおすすめです。
セントジョーンズワートの歴史は古く、ギリシャ時代から魔除けや薬草として用いられてきました。不眠症やうつ病への効果が認められていて、ドイツでは治療薬としても用いられています。
アメリカでは「ハッピーハーブ」と呼ばれ、サプリメントとしても人気です。PMSや更年期の抑うつ症状やイライラに効果があります。
抗うつ剤や経口避妊薬等を飲んでいると効果が弱くなる可能性があるので、気になる場合は医師に相談してください。
レッドクローバー
四つ葉のクローバーでおなじみシロツメクサの仲間で、赤紫色の花を咲かせるのがこのレッドクローバーです。ムラサキツメクサとも呼ばれます。
ほんのり甘味があるのでハーブティーとしては比較的飲みやすいでしょう。
古代ローマの時代から薬用として用いられてきた歴史のあるハーブです。イソフラボンを含むので、PMSや女性ホルモンが原因の肌荒れ、更年期障害などに効果があり、女性の美容と健康に役立つハーブです。
ワイルドヤム
インド・アメリカ・メキシコに生息する植物で、日本の山芋や自然薯の仲間です。根の部分をハーブとして用います。少し甘味があり後に苦味が残る味です。
女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをする成分を豊富に含み、PMSや更年期障害、生理痛の他バストアップやダイエット、エストロゲン不足による骨粗しょう症予防などの効果があります。
筋肉弛緩効果があるので、妊娠中は避けたいハーブです。
ブラックコホシュ
北アメリカ原産の植物で、夏に白く可憐な花を咲かせる様子は、瓶を洗うブラシを思わせます。ハーブに用いるのは根茎の黒い部分です。さっぱりとした味で、少し苦味があります
昔からネイティブアメリカンがリウマチや神経痛などの鎮痛剤として用いられてきた他、「女の根」と呼ばれ生理痛や月経不順など月経関連のトラブルに用いられてきました。
分娩の促進にも使われるので、妊娠中や授乳中は使用を避けるようにしましょう。
キャットニップ
シソ科の植物で薄紫色の小さな花をつけます。ハッカに似た飲みやすい味で、人気のハーブティーの一つです。
ネコが好きな匂い成分を含み、マタタビのような作用があるのが名前の由来です。
オリーブ油と同じオレイン酸や、ビタミンCを豊富に含んでいます。神経を落ち着かせる効果あるので、イライラや不安感に効きます。月経不順など子宮関連の不調にも用いられています。
セージ
ソーセージに入っているハーブで、料理に用いられる代表的なハーブのひとつです。すっとした独特の香りで薬っぽい味です。
薬草としてもポピュラーで、オールマイティに使えるため家庭で植えるハーブとして定番です。
女性ホルモンに似た働きがあるので、ホルモンバランスの乱れからくる不調の他、腹部の膨満感にも効きます。制汗作用があるので更年期障害によるホットフラッシュにも用いられています。
ラズベリーリーフ
鉄分やカルシウムを含み、西洋では妊娠中の女性の健康をサポートするハーブとして利用されています。さっぱりとして飲みやすい味です。
生理痛やPMSの症状の緩和にも効果があるとされるハーブです。
陣痛を軽くしたり、母乳の出をよくする効果もあり、女性のカラダの強い味方といったハーブですね。
ローズヒップ
ローズヒップとはバラの果実のことです。さっぱりとした酸味があり飲みやすい味です。
人はストレスがたまると体内のビタミンCが大量に失われます。PMSの緩和にはストレスや神経伝達に欠かせないビタミンが効果的です。
ローズヒップはビタミンが非常に豊富で、別名ビタミン爆弾とも呼ばれているほど。ビタミンCはレモンの10~20倍とも言われています。
ローズヒップにはメラニンの生成を抑える働きもあるので、美白・美肌効果という嬉しい効果も期待できます。
大豆イソフラボンのように女性ホルモンと似た働きをするハーブも、PMSには有効です。そんなハーブたちはこちらです。↓
女性ホルモンのような働きをするハーブは、経口避妊薬(ピル)を飲んでいる人やホルモン治療を受けている人は効き目が弱くなる恐れがあるので要注意です。妊娠の可能性がある人や、授乳中の人も使用を控えるようにしましょう。
クセがあって飲みにくいハーブや手に入りにくいものはサプリメントがおススメです。
ルナベリーはプレフェミンの材料でもあるチェストベリーを高配合。その他、ブラックコホシュ、レッドクローバー、ワイルドヤムなどのPMSに効く9種類のハーブをギュッと凝縮しています。
ハーブティーを入れるのがそもそも面倒!という時もサプリメントなら便利ですね。
↓口コミもご参考ください♪
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PMSを改善するハーブまとめ
ハーブの効果は一般薬に比べると作用は穏やかですが、薬の飲み合わせやホルモンの影響があるので、気になる人は医師・薬剤師に相談を!
また、効果にも個人差があります。自分にピッタリのハーブが見つかれば、いつの間にかPMSも改善されているはずですよ。