足がパンパン!月経前は体がむくむのはなぜ?
頭痛や下腹部の痛み、あるいは抑うつ症状などと比較すると、まだマシかもしれませんが、それでも月経前のカラダのむくみは、やはり嫌なものですね。
体がむくみやすくなるのは、月経前症候群の典型的な症状のひとつ。
そこで今回は、PMSにおけるむくみの原因とその簡単な対処法について述べてみたいと思います。
1. むくみの原因
月経前になると決まって手足がむくむという人が結構いるようですが、その原因としては、プロゲステロンが考えられます。
排卵があると、その後、月経が始まる直前までプロゲステロンという女性ホルモンが大量に分泌され続けます。
プロゲステロンの役目は、妊娠に備えてカラダの状態を整えることです。
受精卵のベッドである子宮内膜を厚く柔らかくするのも、プロゲステロンの働きの一つですが、その他にも、栄養素が体外に出ることを防いだり、細胞内に水分を溜め込もうとします。
その結果、便秘がちになったり、むくみが生じることになるわけです。
ちなみに言えば、むくむのは何も手足だけではありません。脳の中でも起こりますし、舌でも起こっています。
2. 誰でもできる対処法
むくみの緩和が期待できる簡単な方法としては、まずは利尿作用のあるハーブティーなどはいかがでしょうか?
ビタミンCやミネラルなどを豊富に含んだ、ローズヒップ、タンポポ、ハイビスカスといった辺りがオススメです。
また、リラックス効果も合わせて期待できるという点では、半身浴でのアロマテラピーという方法もあります。
ぬるめのお湯にエッセンシャルオイルを数滴入れて、20分~30分程度つかるだけでOKです。
ぜひ一度試してみてください。