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生理前、身動きが取れないほどの激痛に襲われた
動くこともできず、家の中で漂流していた・・
生理前にひどい腹痛に見舞われる・・。これって何かの病気?ととても不安になってしまいますよね。
「こんな思いするぐらいなら、いっそのこと女なんかやめてしまいたい~」
と思ってしまいます。
生理前の激しい腹痛は、様々な原因があります。病気が潜んでいることも。
痛みを感じる時期はいつ頃?
排卵前後
生理開始から13日前後にチクチクとした痛みを感じたら、それは排卵痛と呼ばれるものです。
排卵は卵子が卵巣の壁を破って出てくるので、そのタイミングで排卵痛を感じる人がいます。
生理直前~生理前半
生理が近づくと、体は子宮を収縮させて出血を促そうとするので、その時にキリキリと下腹部に痛みを感じます。
立っていられないほど痛みが激しい場合、子宮を収縮させるプロスタグランジンという物質が多いと考えられます。
激痛に隠されている病気って?
子宮内膜症
この時期の腹痛や生理痛が尋常じゃなかったり、出血も大量という場合、子宮内膜症の可能性も考えられます。
今や女性の10人に1人は子宮内膜症にかかっていて、その割合も増加しつつあるそう。
子宮内膜症は、鎮痛剤が効かない、痛みや生理そのものが長引く、という特徴があります。
セックスの時や排便時にも痛みを感じるなど、生理以外でも痛みを感じるタイミングが多くなります。放っておくと不妊につながる可能性も。
子宮内膜症は早期発見が鍵なので、普段から違和感を感じている人は、婦人科に相談してみましょう。
子宮筋腫
急に経血量が増えたり、生理痛がひどくなった、ということはありませんか?
30~40代の女性にとって、子宮筋腫はめずらしい病気ではありません。今や女性の4人に1人は子宮筋腫があると言われています。
子宮筋腫そのものは怖い病気ではありませんが、放置しておくと子宮内膜症のように不妊につながったり、筋腫の茎の部分がねじれる筋腫捻転という病気に発展することもあるので注意が必要です。
月経困難症
女性の4人に3人が生理痛に悩まされていて、その半分が鎮痛剤が欠かせないほど思い痛みを抱えているそうです。
生理前から生理中にかけてひどい激痛や生理痛に悩まされ、仕事や家事もままならない・・という、ひどい生理痛は月経困難症と呼ばれ治療が可能です。
鎮痛剤やピル、ホルモン療法などの薬物治療が主になります。
卵巣出血
排卵前後のタイミングで痛みを感じる場合は、排卵痛と呼ばれるものです。
排卵痛は生理痛に比べると軽い痛みなので、全く感じない人や毎回感じる、という人まで、排卵の感じ方は千差万別です。
ところが、この排卵のタイミングに立っていられないほどの激痛に見舞われ、1~2日以内にセックスをしたということなら、卵巣出血という病気を疑った方がよさそう。
卵巣出血は文字通り、卵子が飛び出した時に卵巣が傷つき、大量に出血することで起こります。
セックス直後に起こることが多く、また9割が右側の卵巣で起こるそう。20代の女性に多いと言われています。
生理前の激痛・腹痛を解消する方法
体を温める
子宮をキリキリ収縮させるプロスタグランジンは、体が冷えていると過剰に分泌されると言われています。
- 生野菜や果物、清涼飲料水や甘いお菓子など体を冷やす飲み物・食べ物を避ける。
- シャワーだけでなく、お湯につかるようにする。
- エクササイズやストレッチなど軽い運動をする。
など血行をよくすることで、痛みも改善されるはずです。
経口避妊薬(ピル)を飲む
経口避妊薬(ピル)は、避妊としての目的だけでなく、子宮内膜症や月経困難症、PMSの治療にも使われています。
月経困難症の場合は保険も適用されるので、興味があれば専門医に相談してみましょう。
薬を飲む
ダイレクトに傷みへアプローチするならやはり鎮痛剤の出番。痛みがひどくなる前に飲むことがポイントです。
また、血の巡りをよくする漢方薬を取り入れるという方法も。生理に伴う下腹部痛なら桂枝茯苓丸などがポピュラーです。
サプリメントを飲む
ピルや薬は副作用や体への負担が心配・・そんな時はサプリメントを試してみて。
天然ハーブやビタミン、ミネラルなど、女性のカラダに嬉しい成分がつまったサプリメントは、体に穏やかに効いていくれるはず。
即効性は期待できないものの、内側から体質改善できるのが嬉しいですね。
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PMSサプリメントレビュー!ルナベリーを3ヶ月飲んでみた結果は?
長期的な改善策を
こんなことはありませんか?
食事はファストフードやコンビニが多い。ダイエットで低カロリーのものばかり食べている。お風呂はシャワーのみ・・etc.,
生活習慣やストレスによるホルモンバランスの乱れが原因で、生理前の腹痛に悩まされることもあります。
普段からの生活習慣を見直して、カラダの中から改善していきましょう。
痛みは体が発するサイン。それに不安を抱えたまま毎日を過ごしていると、それだけでストレスになり心と体に毒です。
いずれにしても、放置せず、気になったら婦人科へ相談し、異常がないかチェックしましょう。